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2021年5月

行動と行為から感情を考察。

おはようございます。けうです。   昨日はマックス・ウェーバーの行動と行為についてのブログ記事をUPしました。 内容はどんなことかと言うと、行動と行為は違うということについて話しています。 行動は反射的だけれど、行為は社会的なものと結びついているという解釈です。   この記事はずっと前にけうブログで載せていたリライトなんですけど、また考えたときに新しい発見がありました。 行為と […]

行動と行為の違いを社会学から考察(マックス・ウェーバー 参照)

あなたは行動と行為の違いが言えますか。 マックス・ウェーバー(1864~1920)はこの2つを分けました。(社会学用語図鑑 参照) 行動=条件反射や無意識など、自分の意志がともなわない振る舞い 行為=自分の意志がともなう振る舞い 例にして説明します。 行動は熱いものを触ったときに思わず手をひっこめたり、寒いところに出たときに体が震えたりする振る舞いをいいます。 行為は「ゲームをしよう」「勉強をしよ […]

予測誤差とはなにか。ASDを予測誤差で読み解く

おはようございます。けうです。 責任の生成は読み終えたのですが、まだその内容を扱っていこうと思います。   予測誤差についてです。   今朝の私のツイートを読みます。 意識はトラウマを予測誤差から考える 意識はトラウマである。 無意識はトラウマから意識になる。 つまり、こうだ!と思っていた予測が違うと意識にあがる。 だから、私が意識して考えている時トラウマだらけになる。 &nb […]

「脱魔術化」とは-具体例から「世俗化」と区別して違いを知ろう。

脱魔術化とは、人々が自然を客観的に科学で捉えることができると思うようになり、神や仏のような超自然的な力に頼ることをやめることを言います。(社会学用語図鑑 参照) マックス・ウェーバー(1864~1920)が唱えました。 この脱魔術化に関して、マルクス・ガブリエルが著書「なぜ世界は存在しないのか」で触れています。 この言葉の真意を人々は取り違えていることが多いとマルクス・ガブリエルは述べます。 「脱 […]

意志と責任は対義語になる。

おはようございます。けうです。   「<責任>の生成」を読み終えました。 その中で気になった言葉。 意志とは アーレント、意志とは過去の切断である。 ハイデガー、意志するとは「考えまいとすること」「忘れようとすること」「憎むこと」 ASDのあややさんからいえば「意志とは皮膚の内側からやってくる数多の情報と、皮膚の外側から入ってくる数多の情報を無理やりまとめ上げたもの」 意志をこのイ […]

アフォリズムとは-具体例から詩との違いを考察。

アフォリズムとは簡潔鋭利な評言のことをいいます。(広辞苑 参照) 格言や警句、金言のことを表し、主に短くまとめた言葉に使われます。 例えば、「神は死んだ」「脱魔術化」「人間は一本の葦である」などがそれにあたります。 伝えたい要点を凝縮させます。   短く、それだけで何か直観を与えてくれる点では詩と似ているでしょう。 しかし、アフォリズムと詩には違いがあります。 違いを意識することで、哲学で多用され […]

自己感とは。消費と浪費、集中力を分析する。

自己感とは何か。 おはようございます。けうです。 自己感をモル的と分子的から説明 私は昨日分子的とモル的という話をしました。 これはASDにかかわらず、誰にも当てはまる概念です。 例えば、あなたは急に罵倒を浴びて怒りがわきました。 その怒りをすぐに表現できるのはモル的です。 でも、コミュニケーション論などでは、怒りを出す前に5秒待ちましょうと 言われます。   では、その怒りを出す前に5 […]

ASDを知る-感情の「モル的」と「分子的」について。

感情の「モル的」と「分子的」について。 おはようございます。けうです。 「<責任>の生成」を読んでいます。 この本はASDという自閉スペクトラム症の人の研究や感じ方などが描かれています。 ASDを哲学的に考える 私も自分のことをASD傾向があるとは思っていて、最近、人とようやく自分のことについて話せるようになって、違いに気がついています。   自分で、自分のことをASDなのではないかと疑 […]

脳科学から「なりたい自分」になるにはどうしたらいいのか。

おはようございます。けうです。   脳科学から、なりたい自分になるにはどうしたらいいのか。 そんなことを考えていました。 「わたしはどこにあるのか」も読み終えて、また新たに脳の知識が入ってきています。 意志によって行動は制御できない そのせいもあって、より強く、私は意志するだけではその行動をとれない、ということがわかってきました。 例えば、目の前の欲望、例えば甘いモノへの誘惑は耐えられそ […]

言葉が自由意志だとすることを論破する実験を紹介

おはようございます。けうです。   脳科学から自由意志問題を考えたいと思います。 左脳と右脳の違いから、左脳が自分だと仮定します。 右脳は感情、左脳は言語と大雑把に思って話を聞いてみて下さい。   思考実験なので、左脳からなる言葉を自意識とします。 言語化によって意識にのぼる部分。 例えば私が嬉しかったとして、それを意識的に嬉しいのだと言う。 そう言うことによって、それが自分の […]

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