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2021年5月

法哲学から責任を考える。「どうして人を殺してはいけないのか」

おはようございます。けうです。   危ない法哲学、住吉雅美(すみよしまさみ)さんの本を読みました。 昨日はこの本から功利主義を紹介したのですが、今日は法の出来上がり方と責任について考えたことを述べたいと思います。 法の成り立ち 法がいつからできたのか。 日本で言うと戦後になります。 では、なぜ法に従わなければいけないのか。 いろいろな理由があるそうですが、根本規範というのが一番に働いてい […]

功利主義とは-基礎知識を身につける。

おはようございます。けうです。   あぶない法哲学を読みました。 その中で功利主義について扱った章があったので紹介します。 功利主義とは 功利主義とは最大多数の最大幸福で知られる、創始者・ベンサムの思想です。 この思想は博愛精神に支えられたもの。 幸福をみんなで分かち合うことが目的とされています。   例えば、あなたがお店でコーヒーを飲んでいたとします。 何時間も居座ります。 […]

「天才」を脱構築する。

  おはようございます。けうです。 今またkindle本をだそうとして、何者になるには、というように「私」哲学についてより具体的な例で書こうと思っています。   人は名づけられるという謎をいつももっているということを取り扱おうと思っています。 その中で、私はいつも天才というワードを考えてしまうんです。 今日も天才について考えようと思います。 天才とは 基本的に私は天才を私の理解 […]

「善く生きる」個人主義と普遍主義

おはようございます。けうです。 昨日は「善く生きる」について考えてみました。   脳科学とソクラテスを用いたんですけど、考えてみるとソクラテスの時代の頃の人は個人主義的傾向があまりなかったんです。 真実は一つという考え方 ソクラテスは主知主義だったんですけど、知識という一つの真実があると思っていた。 だから、一つに向かう考え方なんですよね。 そう考えていくと、脳科学的な回答とソクラテス的 […]

「善く生きる」とは-脳科学とソクラテス

  おはようございます。けうです。 脳科学から見る心と身体を統合させる一元論の科学的な立場からは、人の自由意志を否定しています。 「脳には妙なクセがある」を参考に、自由意志の否定から何ができるかを考えていこうと思います。 今は多元論の傾向がありますけど、ここでは一元論に即して考えていきます。 自由意志の否定とは 脳科学の実験では、ある特定の条件下に合わせて人はそのような行動をしやすいとい […]

おしゃべりとメタファー

おはようございます。けうです。 今日はおしゃべりについて考えてみました。 私が会話が苦手な傾向にあるんですが、それは相手が一言いったことに対して一言返すといったリズムのある会話が苦手なだけで、こうやって長文を書いたり、それを伝えたりすることに関してはおそらく苦手意識ではないんです。   ただちょっとコミュニケーションの形態がちがっているというか。 一方的に話すとか、一方的に話されるといっ […]

欲望と脳科学-背外側前頭前野

  こんにちは。けうです。 脳の構造で人の性格によってどんな違いがあるのかが気になったので、 今日は脳の部位の背外側前頭前野(はいがいそくぜんとうぜんや)を調べてみました。 背外側前頭前野の役割 数学に苦手意識を持つか否かは「遺伝子による」とある研究で言われています。 2014年の研究で、数学の得手・不得手の約40パーセントが遺伝で説明できることを突き詰めました。   とはいえ […]

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