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2021年7月

「日本哲学の最前線」から-千葉雅也さんの「生の実践」を読んでの感想

おはようございます。けうです。   「日本哲学の最前線」山口尚さんの本を読んでいます。 >>「日本哲学の最前線」 3章「偶然の波に乗る生の実践」千葉雅也さんの章を読んでの感想を語っていきます。 前回は1章と2章を扱いました。 >>「J哲学から不自由論」     まずまとめ。 千葉雅也さんは実践の哲学者です。 哲学を現実に実践するために、千葉さんは哲学者から小説家にもな […]

「J哲学」から不自由論を具体例にあてはめて考察。

おはようございます。けうです。   「日本哲学の最前線」山口尚さんの本をよんでいます。 >>「日本哲学の最前線」   山口さんが不自由論をテーマに6人の今主流の哲学者を述べています。 その6人をまとめて「J哲学」と呼んでいます。 「J哲学」を簡単に言えば、今の日本で活躍している日本の哲学者が発している哲学のことです。 昔ながらの日本だとか、日本の文化だとか、古風なイ […]

頭が強いこととは何か-会話力を武器にするために必要なコト。

おはようございます。けうです。   「頭の回転が速い人の話し方」を読み終えました。 今回は、「頭が強い」こととはどんなことかを読み解いていこうと思います。   昨日取り扱ったのは、「頭が良い話し方」です。 まとめると、 ・頭の回転が速い ・頭の運転が上手い ・話し方が上手い この3つで成り立っていると岡田斗司夫さんは言います。 >>「頭の回転が速いひとの話し方」とは   […]

頭の回転が速い人の話し方とは-戦闘思考力を鍛える。

おはようございます。けうです。   岡田斗司夫さんの「頭の回転が速い人の話し方」という本を読みました。   なぜこの本を手にしたかというと、私は人と話すのが苦手なんです。 現にこのヒマラヤでも、原稿を書いてからしか話すことができません。 なので、少しでも話せるようになりたいと思って手に取ってみました。 哲学でも対話が大事だと言われているので、哲学にも関係することです。 &nbs […]

蛙化現象(かえるかげんしょう)とは-治し方はあるのか?

おはようございます。けうです。   「蛙化現象(かえるかげんしょう)」という言葉を知っていますか? これは恋愛でよく使われる言葉です。 蛙化現象の由来 意中の相手がいて、その相手に片思い中だととても好きだと感じている。 でも、その相手が自分に振り向いてくれたとたん、つまり両思いになったとき、そのことに嫌悪感を抱くというもの。 語源は物語の「カエルの王子様」。 魔女にカエルに変えられてしま […]

ブリコラージュとは-わかりやすく具体例から説明

ブリコラージュという言葉は、構造主義を唱えたレヴィ=ストロースが著書「野生の思考」の中で語りました。 >>構造主義をわかりやすく ブリコラージュは、時間と資源が限られた中、即興で切り抜けることを言います。(哲学用語事典 小川仁志) 時代や文化や技術による優劣はない、とブリコラージュによって考えることができます。 それでは、ブリコラージュをみていきましょう。 ブリコラージュとは ブリコラージュとは、 […]

私の個人主義とは-自己本位から解釈

おはようございます。けうです。   夏目漱石「私の個人主義」を読み終えました。 古くて新しい、いまでも参考にしたい考え方だと思いました。 >>「私の個人主義」   個人主義とはなにか、を話していこうと思います。 個人主義と自己本位の関係 漱石の個人主義は、自己本位に基づいています。 またこれも自己本位とは? という話になるのですが、漱石は自分の体験を語ります。 漱石は英文学を大 […]

「人を動かす」の解釈-今と昔の違い

おはようございます。けうです。   D・カーネギーの「人を動かす」が夫の部屋にあったので、ちょっと拝借してみました。 最近、夫がときどき私への褒め言葉を、急にちょくちょくいれるようになったんです。 なので、何か調べたのかな、と思っていたら部屋からこの本を発見しました。   この本は1999年発行なんですが、今でもベストセラーとして読まれ、日本で500万部突破しています。 なので […]

「文芸と道徳」から漱石の文芸論を読み解く

おはようございます。けうです。   夏目漱石の「私の個人主義」を読んでいます。 「文芸と道徳」の講義を読んで思ったことを述べていこうと思います。 道徳とはどういうものか、文芸とはどういうものか、そしてその二つの関係とは? ということを題に語っています。 結論としては、文芸は今の道徳を伝えるものだ、ということを私は読み取りました。 まず漱石は道徳に関して、昔と今と違うということを話しだしま […]

「現代日本の開化」-漱石から「幸せ」を考える

おはようございます。けうです。   「私の個人主義」の講演の中の二章。 現代日本の開化について話そうと思います。 現代日本の開化とは 夏目漱石は語ります。 開化というのは琥珀の中の虫のようなものだ、と。 学者にしてみれば琥珀というのはとても価値が高いけれど、実質として見ると中に入っているのはただの虫である、と。 他にも言います。 モーバサンの小説を出してきて、ある男が妻に嫌気がさす。 嫌 […]

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