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J哲学

恋と恋愛の定義とは-言葉で表すことでの意味

 おはようございます。けうです。   苫野一徳さんの「愛」を読んでいます。 >>愛 その中で、恋愛の定義が美しいなと思ったので紹介したいと思います。 恋愛とは まず恋愛という言葉が明治以前の日本にはなかったことを紹介していました。 恋愛ということばは明治に西洋文化の流入によって発見された概念である、と。 それでも、それは発見であり、言葉が発見されただけで私たちは恋愛と聞いた […]

「好き」と「愛着」、「執着」の違いとは?

おはようございます。けうです。   苫野一徳さんの新書「愛」を読んでいます。 >>愛 その中から、愛の分類について詳しく取り上げてみようと思います。   苫野さんはいいます。 こうしてわたしたちは、「愛」の本質を真に現実的な姿として捉えるためには、「愛」という言葉で指名されるわたしたち自らの体験を、普遍的な了解可能性に向けて言葉にしていくほかない。 そして、これを愛 […]

「ほんとうの愛」とは?-教祖を経験した苫野一徳さんから見る「愛」

おはようございます。けうです。   苫野一徳さんの「愛」を読んでいます。 >>愛 以前、「日本哲学の最前線」で紹介されていた本を手にしてみました。 >>愛は疑問を含むこと   私は愛がよくわかっていません。 なので、本を読みつつ一緒に愛を探求したいなと思ったのです。 そこには、なぜ私が愛についてよくわかっていないかのヒントをくれるものもありました。 愛とは何か。 そ […]

時間の謎とタイムトラベル‐時間感覚を2つにわける

おはようございます。けうです。   青山拓央さんの「心にとって時間とは何か」を読み終えました。 >>前回「死ぬ権利は権利なのか」-命のスイッチ問題   青山さんは言います。 人によってある哲学に関心が惹きつけられる人と、そうでない人がいる、と。 私は時間論にはそこまで心が惹かれない。 一般的なSFのようにドラえもんが未来にタイムトラベルすることを真剣に問題に扱ったり […]

「死ぬ権利は権利なのか」-命のスイッチ問題

「死ぬ権利は権利なのか」-命のスイッチ問題 おはようございます。けうです。 青山拓央さんの「心にとって時間とは何か」を読んでいます。 >>前回の「エピソード記憶とエピソード様記憶の違い」はこちら。   その中で、自殺について取り扱っていきます。 死ぬ権利は権利なのか、を主題にそれが権利だと考える時の矛盾点を見ていきます。 そして、私が私の命の権利を主張するときに、それは私的な […]

エピソード記憶とエピソード様記憶の違いとは何か。

おはようございます。けうです。   青山拓央さんの「心にとって時間とは何か」を読んでいます。 >>前回扱ったものはこちら「意志と倫理観と責任を考察ー私をあやふやにする例」 青山さんはまず初めに言います。 人にとって、何に心がゆり動かされるかはそれぞれだ、と。 私も読んでいて、ここには関心がある。 でも、ここには関心が働かない。 このような個所が多々あります。 その私が感じる哲学的疑問も、 […]

意志と倫理観と責任を考察-私をあやふやにする例

おはようございます。けうです。   「心にとって時間とは何か」青山拓央さんの本を読んでいます。 この本から自由意志と倫理観、責任について考えたことを述べていきたいと思います。 自由意志は測れるのか 私に自由意志はあるのか? しばしば脳科学の実験では、「自由意志はない」と言われるような実験結果がでていると言われています。 例えば、あなたはどちらが好みなのかの選択をある写真2枚でしてもらった […]

苫野一徳「愛する意志」-愛は疑問を含むこと

おはようございます。けうです。   山口尚「日本哲学の最前線」を読み終えました。 その中で、「愛」について話していこうと思います。 前回の回はこちら。 >>伊藤亜紗さんの倫理 愛への疑問 私は実体験を通して、「愛」とは何かがわからなくなってくることがあります。 知識としては使えています。 執着は愛ではないし、依存も愛ではない。 哲学者ショーペンハウアーはかつて愛を同情と言っていた。 童話 […]

伊藤亜紗さんの「身体のローカル・ルールとコミュニケーションの生成」の感想

おはようございます。けうです。   「日本哲学の最前線」を読んでいます。 4章伊藤亜紗さんの「身体のローカル・ルールとコミュニケーションの生成」の感想を話していきたいと思います。   前回、千葉雅也さんの非意味的断絶の重要性を説きました。 >>非意味的断絶とは   非意味的断絶を簡単に言えば、なんとなくやめたとか、嫌になったからやめたとか、意味をもたずにやめたことが変 […]

「日本哲学の最前線」から-千葉雅也さんの「生の実践」を読んでの感想

おはようございます。けうです。   「日本哲学の最前線」山口尚さんの本を読んでいます。 >>「日本哲学の最前線」 3章「偶然の波に乗る生の実践」千葉雅也さんの章を読んでの感想を語っていきます。 前回は1章と2章を扱いました。 >>「J哲学から不自由論」     まずまとめ。 千葉雅也さんは実践の哲学者です。 哲学を現実に実践するために、千葉さんは哲学者から小説家にもな […]

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