眠り姫症候群

眠り姫症候群から人の同一性について。

おはようございます。けうです。

 

今、メールマガジンを開始して、そのための学びが増えています。

昨日はアフィリエイトを実践して、その違和感や学んでいかなきゃいけないことを明確にしていました。

一番は題名のつけ方でした。

それを基礎にして、文章力などを見せていく、という感じです。

私はアフィリエイトの記事を書いたときに、自分があまり進めていないものを宣伝するのはなにか違和感があるな、と思ったんです。

購入していない商品を宣伝するのは、難しいなと。

そして、私の文章が具体的なものに合っているんですよね。

というのは、より身近になるような文章を書くので、それを試していないと読者にそのことがすでに伝わってしまう気がします。

文は人なりっていいますよね。

それでも、副業をがんばっていきたいので、自分なりの回答を探していけたらなって思います。

 

今日は、同一性について話したいと思います。

よかったらお付き合いください。

 

また「眠りがもたらす奇怪な出来事」を読みました。

ここで、KLSという病気のことを知りました。

眠り姫症候群といって、一日ずっと寝てしまったり、何か危ないことをしていてもそこで眠りに落ちてしまうことをいいます。

本では、スキーをやっていてリフトにのっている最中に寝てしまった少年を例にとっていました。

普通に聞くと、眠ってしまうなんて大変だ!とだけ思いますよね。

そして、これが病気だと判断されているのは、脳に少しながら炎症が起きていることかららしいんです。

つまり、他の病気を疑ったけれど、症状に当てはまらない。

でも、病気だろうと思われる。

そんなときに、KLSと名づけられるみたいなんです。

だから、病名の判断を受ける人がかなり少ないんですよね。

しかも、治療法がまだみつかっていないらしいんです。

ただ眠ってしまうだけだったら、ちょっと眠り姫というおとぎ話を連想させてロマンチックさがでてくるかもしれません。

でも、問題なのは、性格もかわってしまうようなんです。

食欲が増して、性的になって、暴言を吐いたりするらしいんですよね。

 

その病気を発症するまでは親孝行だったのに、発症している最中は親にずっと暴言をはいたりしているんです。

一種のアルコールを含んでいる状態のようになるらしい。

 

酔っている状態。

理性が外れたような状態。

 

だから、体重も増加してしまうみたいですね。

なにか、ビスケットを1箱おいておくと平らげられてしまったり、お菓子をもらってもそのお菓子がさらにないか探しにいくらしいんです。

 

病気だって判断されれば、その行動も病気のせいなんだって思えますよね。

でも、思うのは、子どもの頃ってそんな本能に任せたような行動ってよくしますよね。

 

そして、社会性を身につけることで、それをしなくなっていく。

そうしたときに、私は同一性ってなんだろうって思いました。

 

この病気で苦しんでいる彼には、ガールフレンドがいるんです。

で、ガールフレンドは病気の最中の彼を懸命に支えているんですよね。

彼の病気はその一つでもあるけれど、ほとんどは病気以外の彼が彼であると思っているのではないかな、って思います。

 

そうしたときに、この恋愛感情というのは何だろうって思いました。

性格が違ってしまうんですよね。

酔っぱらったかのように。

 

そして、社会的な行動がずっとない場合、人から嫌われたりもしますよね。

でも、この恋人はずっと彼を支えている。

おそらく病気の最中はかなりの暴言などを受けているとは思うんです。

でも、支えているし、彼を彼だと受け入れている。

 

両親は子どもなので、見放すことはしていないんです。

一緒になって、病気を治そうと邁進しています。

こうなったときに、病気の定義は社会的に困ったときに名づけられるんですよね。

KLS、眠り姫症候群だって。

 

ここで、私が何を言いたいのかと言えば、病気の最中には彼は嫌われ者です。

でも、病気が治れば優等生。

これって、病気でなくても日常的に人にありますよね。

 

このときの彼は輝いていて、他の時のかれの癖などは直してほしいと思ったりする。

人一人を捉えてみても、同一性が感じられないことがある。

では、人はその人の性格だとか、特徴をどうやってとらえているのか。

 

恋愛感情においては、性格が良いから、というのはよく言われているけれど、性格の同一性のあやふやさがこの病気にはあります。

そして、病気でなくても、人でも寝不足のときは機嫌が悪くなるとか、ホルモンバランスがくずれているときはイライラしてしまう、というのはあります。

 

そんなとき、その人の同一性はくずれていきます。

だとすれば、性格が好きだから、というのは何かしっくりこないものがあると思いました。

 

ただ一度の過ちで嫌いになる、というのはそもそも好きになった元全体が好きではなかったということになりますよね。

では、私は身体なのか、というと、身体だけでは表せられない何かを私たちはたくさんもっています。

この病気も、身体だけではわからないんですよね。

現れてくる症状で、この病気だと判断されてしまう。

ほとんどの病気は社会的に困難なときに名づけられます。

そして、その期間は人の同一性が疑われているような期間でもあって、周りの人は治って欲しいなと思いますよね。

その同一性が失われたときに、見るのはその人へ対しての思い出だったり容姿なのかな、なんて思いました。

ただ容姿も移り変わりはします。

 

なので、思い出だとして、その思い出で悪いことが積み重なりすぎると人はその人を嫌いになったりもするのだろうな、と今のところ思っています。

好き、嫌いの感情って無意識でもあります。

私が意識できない部分。

嫌いなものを好きだと思い込めないんですよね。

ちょっと混乱していますが、性格が好きだと言った場合の違和感、さらに、ただ容姿が好きだといった場合の違和感。

これらはずっと人に付きまといます。

なので、思い出によって好きだというのはしっくりきますよね。

良い思い出が募っていけば、好きが増していく。

嫌な思い出が募っていけば、嫌いが増していく。

そして、それは無意識的なことでもある。

なんてことを考えていました。

 

では、今日もお聞きいただいてありがとうございました。

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