コモディディ化

起業家マインドと組織精神‐マーケティング論から。

おはようございます。けうです。

 

今日もマーケティングの話をしていこうと思います。

というのは、昨日言ったとおりに、私が実際に考えたことや行動したことを話してこそ、発信者として意味があるからだと思うからです。

そうでなければ、元の本をすすめるだけでよくなってしまうんですよね。

で、私は基礎的な哲学の知識をつけたので、それとマーケティングを結び付けられていると思うので、発信してもいいかな、というように思っています。

 

そして、すごいと思うのは、私が副業を通して疑問に思っていたり、自信喪失に陥ったりするときに、その回答を本の中で毎回レビットが用意してくれているように思うことです。

 

今回は、コモディディ化はない!
ということを話していこうと思います。

コモディディ化がないとは

コモディディ化とは商品が一般化することです。

誰から商品を買っても同じ状態を表しています。

品質と価格が同じだということですね。

A社が100円のバナナだったら、B社もまったく同じ100円のバナナなんです。

でも、その考え方を変えて、サービスも商品の中に含めてしまうんですよ。

すると、価格と品質は同じでもサービスって絶対違いますよね。

そもそものA社とB社という名前が違うからです。

だから、全部が一般化することはないって言うんです。

 

で、私はこのコモディディ化にちょうど悩んでいました。

副業をやって、こうすればいいという指針をもらいます。

すると、ネット上にはその見本が転がっているんです。

真似すればいいようなものが溢れています。

すると、私は、このサイトを紹介すれば買う人にとっては一番いいんじゃないかって思ってしまうんですよね。

個人で売買される価格と品質が一緒のものなら、断然大企業のキレイにパッケージされたもののほうが選ばれるんじゃないかって。

例えば、私はコミックブログを立ち上げていて、宣伝ページを考えていたんですけど、検索のトップのほうにはプロのものが立ち並んでいるんです。

 

起業家マインドと組織マインド

でも、レビットはここに目をつけます。

大企業は普遍性を重視しすぎる方向があるから、イノベーションは起こしにくいって。

というのは、イノベーションというのは一つのアイディアを実行することです。

そのアイディアというのは既存のものではないんですよね。

大企業とか、検索のトップページに位置するものって普遍性が高いので、能動的な新しいイノベーションは実行しづらいんです。

なぜかといえば、それは失敗する確率が高いからです。

 

でも、なんでイノベーションを測っていかなければいけないかというと、人は変化をするからです。

その欲ってときどきによって違います。

なので、流行が生れるんですよね。

 

私は今は副業をしながら、学んでいる最中です。

そして、私は学びが少ないなって感じるのは、その出来上がったサイトを見ては真似るところが多いからですね。

学びが多い人だったら、そこまで落胆したり、学ぶところが多かったりはしないと思うんです。

でも、私は学ぶところが多数です。

学びの例

それで、今はTwitterも学んでいます。

私は書いた記事の宣伝を失敗しているんですね。

私のツイートが出回っても読まれないんですよ。

で、確かに客観的な目線で見ると、読まないな、ということが後になってわかってくるんですよね。

で、こういうときにも見本が転がっていて、きっと私は今で回っているようなキャッチコピーを学んでいくと正解にたどり着いたりすると思います。

でも、一つ注意なのが、今の正解にたどり着かなければいけないんですよね。

 

少し前のものは、もう不正解になっている可能性が高いんです。

私は宣伝を目にしたときに、

「あっ、これは宣伝っぽいな」

と思ってしまう文章によく出会います。

これが普遍化されて落ち目にあるものですよね。

少し前の正解はもう不正解に変わってしまっているんです。

で、この宣伝っぽいのを真似たとしても、それは落ち目でしかなくなってしまうんですよね。

真似るとしたら、今のニーズにあっているものを掴んで真似ていくことが大事だということです。

一時的な正解とは

そして、一時的な正解を得ていくということです。

 

これが難しくて、もしビジネスがずっとある正解を示し続けていたとしたら、みんなが同じことをやればみんな事業に成功するんですよね。

みんなお金持ちになれます。

でも、そうじゃなくて失敗が多く含まれます。

というのは、正解が変化し続けるからです。

そこに一定的な正解がないということです。

 

人というのは多様性をもっていて、その多様性をもった人間が作り上げていく市場というのは変化が付きまとっています。

なので、PDCAが大事なんていいますけど、基礎にされるもの自体が変化に富んでいるものです。

 

PDCAであったり、思考であったり、イノベーションであったり、ビジネスで大事だといわれているものはその根本に多様性を含んでいます。

普遍的であろうとしないんですよね。

 

今回、私が個人で副業するときの落ち込みを励まされた文章を抜粋します。

 

秩序を手に入れるために組織はつくられたのです。実は、創造力も革新力もこの秩序を乱すものなのです。小企業が大企業よりもはるかにはつらつとしていて、イノベーディブである理由はここにあります。

‐いくら親和させようと努めても、そもそも起業家精神と大企業組織は水と油なのです。

 

という一文です。

そもそもなんで副業をしようか、と考えたかと言うと自由が欲しかったと言うのがあるんですよね。

そして、それは組織とは相いれなかった。

でも、学ぶことでそのときどきにおいては組織のやり方や精神を学ぶというのは大事にもなってきます。

それを学んで、また流行が来て違くなったと思ったらそれに対応できることが起業家精神ということです。

ここも抜粋します。

 

だれもが現代的な可能性に魅せられる一方、深く記憶に刻まれた伝統やロイヤルティにも強く引かれるという逆説性を持ち合わせているのです。

 

だから、起業家精神、組織精神というのは相反するものではなくてみんな持ち合わせているともいえます。

どちらかが少し強いからその傾向がある、というような。

起業家精神と組織精神‐まとめ

 

まとめとして、学ぶことも大事だし、新しいことに挑戦するのも大事というよく聞くフレーズにはなってしまいました。

けど、この言葉はいろんな意味で解釈されうるということです。

 

では、今日もお聞きいただいてありがとうございました。

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