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「人を動かす」の解釈-今と昔の違い

おはようございます。けうです。   D・カーネギーの「人を動かす」が夫の部屋にあったので、ちょっと拝借してみました。 最近、夫がときどき私への褒め言葉を、急にちょくちょくいれるようになったんです。 なので、何か調べたのかな、と思っていたら部屋からこの本を発見しました。   この本は1999年発行なんですが、今でもベストセラーとして読まれ、日本で500万部突破しています。 なので […]

「文芸と道徳」から漱石の文芸論を読み解く

おはようございます。けうです。   夏目漱石の「私の個人主義」を読んでいます。 「文芸と道徳」の講義を読んで思ったことを述べていこうと思います。 道徳とはどういうものか、文芸とはどういうものか、そしてその二つの関係とは? ということを題に語っています。 結論としては、文芸は今の道徳を伝えるものだ、ということを私は読み取りました。 まず漱石は道徳に関して、昔と今と違うということを話しだしま […]

「現代日本の開化」-漱石から「幸せ」を考える

おはようございます。けうです。   「私の個人主義」の講演の中の二章。 現代日本の開化について話そうと思います。 現代日本の開化とは 夏目漱石は語ります。 開化というのは琥珀の中の虫のようなものだ、と。 学者にしてみれば琥珀というのはとても価値が高いけれど、実質として見ると中に入っているのはただの虫である、と。 他にも言います。 モーバサンの小説を出してきて、ある男が妻に嫌気がさす。 嫌 […]

夏目漱石「道楽と職業」から-あなたが稼げない理由

おはようございます。けうです。   「私の個人主義」夏目漱石の講演記録の本を読んでいます。 以前「利他」などについて取り扱ったときに、夏目漱石の話をしていて、漱石はいまだにその本を書いている人たちに感銘を与えていると述べていました。 >>利他とは なので、家の本棚に昔読んだ論文があったと思い立って、探し出して読んでいます。 すると、古くて新しいというような問題について扱っていて、今でもな […]

法の解釈と道徳と倫理

おはようございます。けうです。   武器になる「法学」講座を読み終えました。 終わって考えさせられたこと。 この本では、法とは関係がない人でも思考法として身につけてもらいたいという筆者の思いがあります。   そして、そもそも論だとかを見たり、悪いことをされたけれどこれは法に照らし合わせて罰則されたりするのか、ということも。   その考え方で行けば、そもそも罰則に関係し […]

法と道徳の違いとは-法律の調べ方

おはようございます。けうです。   武器になる「法学」を読んでいます。 その中から抜粋して、法と道徳の違い、について話していこうと思います。 法と道徳の違い 筆者はいいます。 「法は行為について外面的なことを規律し、道徳は心について内面的なことを規律する」 このようなことがあるけれど、最も重要なことはこちらだといいます。 「法には強制力があるが、道徳には強制力はない」   それ […]

法律家の考えかた「そもそも論」と「直感を間接証拠にする方法」を紹介

おはようございます。けうです。   武器になる「法学」講座を読んでいます。 今回は3回目。3章と4章を読んだ感想です。   この本の目的は「法」に対するさまざまな考え方を学ぶ本にしたかったという作者の思いがあります。 なので、私は役立ちそうで、実行したい!ということをまとめていきます。   前回、法律家は法的三段論法で考えると話しました。 >>法的三段論法とは 今回は […]

法学と哲学と対話についての感想

おはようございます。けうです。   武器になる「法学」講座を読みました。 昨日の続きです。 >>武器になる法学1回目 2,3章を読んで、私が感じた法学と哲学の違いを述べていきます。 まずは裁判はこのように行われるということを話していきます。 裁判になる対象 まず、どんなときに裁判になるのか、というがのっていました。 裁判ができるもの。 ・法令を適用することによって解決することができる。 […]

武器になる『法学』講座-日本国憲法の考え方

おはようございます。けうです。   はじめて学ぶ人でも深くわかる武器になる「法学」講座を読んでいます。 法と哲学が密接なつながりがある、というのは哲学を学んでいて思っていました。 でも、難しいイメージが法学にはあったんです。 そんな中、立ち読みしていたこの本がわかりやすいな、と思ったので購入して見ました。   その中身を紹介していきたいと思います。 「これまで『とっつきにくい』 […]

「タラクセイン」とは何か-批判された物質をめぐる論

おはようございます。けうです。   「闇の脳科学」を読み終えました。 今日は最終回、またロバート・ヒースの物語と現在に関連していることを話そうと思います。 またこの本はノンフィクションだということをつけ加えておきます。 >>一回目「ロバート・ヒースの物語」 >>二回目「完全な人間とは」 ロバート・ヒースが弾圧された理由 ロバート・ヒースがなぜ弾圧されているか。 その理由は1970年代に発 […]

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