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けう

記憶力とウィトゲンシュタインの「像」

おはようございます。けうです。   「はじめてのウィトゲンシュタイン」を読んでいます。 ここでウィトゲンシュタインの前期と後期の大きな違いというのを筆者の古田さんは「像」に対する捉え方だと言っていました。 これと私は記憶が結びついたので話していきたいと思います。 ウィトゲンシュタインの「像」 まずウィトゲンシュタインの前期の像は模像のことです。 プラモデルとか、そのものがあることを指しま […]

ウィトゲンシュタイン「推論」と「推測」の違い。

おはようございます。けうです。   「はじめてのウィトゲンシュタイン」を読み進めています。   私は言語を分けることが好きです。 例えば行動と行為の違いだったり、情報と知識の違いだったりと、分けることによってその言葉の理解が広がるし、違いが明確になることによって使いやすくなると感じるからです。   本の中で「推論」と「推測」を分けて説明していました。 私はぱっと聞いた […]

「はじめてのウィトゲンシュタイン」を読んだ感想

おはようございます。けうです。   「はじめてのウィトゲンシュタイン」を読んでいます。 彼の生い立ちや、前期の論理哲学論考の意味することを私が解釈したときに、ちょっと涙がでてきました。 ウィトゲンシュタインの区分け ウィトゲンシュタインは論考で「語りうること」と「語りえないこと」に分けています。 そしてこれが目的で、その基準をアプリオリ、経験に先立つ認識、生まれながらにもつものによってい […]

「天才と分裂病の進化論」天才と狂気、精神疾患との関係

おはようございます。けうです。   今kindleを書いていて、昨日の時点で半分くらい書き上げました。 偉人とか天才の脳とASDについて、を書いています。   よく天才と狂気は紙一重、といいますよね。 これをどう根拠をもって言うことができるか、考えていたんです。 そのときに、私が感銘を受けていてずっと一年半ぐらいずっとよんでいなかった本があるんですけど、もうそこに私が考えたいな […]

フィヒテの知識学を具体例と共にラジオで解説

おはようございます。けうです。   昨日は「フィヒテの知識学の第三原則」をブログにUPしました。 今日はこれを具体例と一緒に説明したいと思います。 知識学の第一原則 知の第三原則を述べます。 まずは第一原則。 私は私。 これを言えることが第一原則になります。 ぱっと聞くと当たり前に思えませんか? 私は私だし、私があなただったら変だよね?と。 人が当たり前にその通りだ!と思えるものが第一原 […]

フィヒテの知識学をわかりやすく紹介

マルクス・ガブリエルは著書「『私』は脳ではない」で、「私」哲学をする上で知っておきたいフィヒテの知識学の三本柱を説明しています。 「今日『私』について語るなら、このことを念頭に置いておくべきです。」 ここまでマルクス・ガブリエルが語る知識学の三本柱とは何か。 フィヒテは嘆いていたそうです。 「ほとんどの人は、自分を『私』と考えるより、月の溶岩のかけらだと考える方が簡単らしい。」 これはぜひとも知っ […]

人格攻撃論法と討論の違い

おはようございます。けうです。 「自己認識には間違いが生じる余地はない」は間違い 「つながりすぎた世界の先に」マルクス・ガブリエルの話を読みました。 そこに、ハイデガーの論理があり「自己認識には間違いが生じる余地はない」と彼は考えました。 人間の自己認識は正しくもなければ間違ってもいない。 そもそもアイデンティティなど存在しないとハイデガーは考えました。 この論理で考えると、ハイデガーの世界では過 […]

構造主義をわかりやすく、具体例と図式から解説

構造主義とは、人間の言動はその人間が属する社会や文化の構造によって決められていると考える思想です。(哲学用語図鑑 参照) 文化人類学者のレヴィ=ストロース(1908~2009)が構造主義の発案者だと言われています。 「人間に主体性や本質がある」という考え方を疑います。 科学を重視する現代に主流な考え方でもあります。 私たちの思考は気がつかないうちに構造主義になっているのです。 では、詳しく見ていき […]

病気の発生と自己

病気の発生と自己   精神病が取りざたされることもある現代。 統合失調症の中で自閉症が言われだしたのは1950年代ごろになります。 この病気の診断の発生を調べた経緯として、病気とナチスの政策が一致していたのではないか、という言葉を聞いたからです。 病気とナチスの優生学 病気の基準だと、おそらく、本人が困るからですよね。 足を骨折して歩けないから病院に通うとか、風邪で体が動かないから休むと […]

体内時計と当てずっぽう

  おはようございます。けうです。   今朝起きて思った事。 7時だったんですよね。 あっ、いつもよりかなり遅いと。 で、いつもは本を少し読んでからラジオの原案を考えてるんですが、今日は起きた時思ったことを考えてみようと思います。 自分の体内時計についてです。   私たちは時間を無意識的に把握しています。 このぐらいが一分かな、とか。 これって私の場合あてずっぽうだっ […]

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