レビット

伝統志向⇨内部志向⇨他人志向‐時代を考える。

おはようございます。けうです。

 

今日は伝統志向型、他人志向型、内部志向型の新しい形について考えたいと思います。

私はこれをきいて、他人志向型と内部志向型だけだったのではないかと思っていたのですが、細かく分けることで伝統志向型があったんだと、教えられました。

 

レビットは言います。

人間、わけても経営者のあり方は時代と切り離せない。

 

そして、3つのタイプが時代においてあった、と。

伝統志向型と内部志向型

一つ目が伝統志向型です。

これは古い社会で成功する性格タイプです。

昔からの慣習に従い、いっさいを変えず、ひたすら祖先を模範として仰いだ人が成功していた時代です。

 

そして、時代が進むにつれて人口が増え、昔ながらの秩序は崩れました。

二つ目の内部志向型が成功する時代です。

 

内部志向型の人は、堅苦しい習慣よりもむしろ、自分の内面から行動の指針を得ようとします。

「進むべき道はみずからが決め、何者にも自分の魂を操らせない」という志です。

 

私は昔ラジオで、他人志向型と内部志向型の違いを聞いて、私は他人に合わせてばかり生きてきたから、自分にそっていきたい!と思って、内部志向型はなんていいんだろうと思っていました。

社会に流されて、自分がないように感じていたからです。

 

そして、内部志向型になるのは、そうやって自分がない、生きていくことが難しいから自分にシフトする、という感じがあります。

生きにくくなるから自分志向にあわせるんです。

でも、今はものが溢れてきています。

そんなに切羽詰まって、自分のことだけを考えなくてもよくなります。

衣食住は比較的簡単に手にいれることができるんです。

そうなってくると、内部志向型だけでなくてもよくなってきます。

他人志向型とは

よく聞く話では、きっと伝統志向型のことを他人志向型と言っています。

でも、伝統志向型と他人志向型は違うとここでは考えます。

 

自分の衣食住は安定して、そこまで自分にばかりシフトしなくなった状態。

ここで登場するのが第3のニュータイプ、他人志向型の人です。

かっこつきで「他人志向型」と紹介したほうがいいかもしれません。

これは従来の伝統志向型とは違います。

 

1人1人が、これなら周りも認めてくれるだろうと思う行動や考え方をとるということ。

周りの人や時代に気に入られるように考え方を柔軟に変えています。

 

例えば他人志向型の例でいえば、

・人気者になることが重要視される。

・ファッションは目立たない灰色の服を着て、考え方ではなくて、容姿ではその他大勢になろうとする。

 

何かしらにおいて、他人の目は気にしていると言うことです。

そして、こうなってくると、自立した人間というのは徐々に姿を消しつつあると言います。

内部志向型の強い例

私が思う、一番内部志向をしていた人物というのは哲学者だと思うんです。

例えば、ショーペンハウアーです。

彼は、世間から嫌われていました。

でも、その嫌われているのをものともせずに、自分は正しいと言うことを貫き通していたんです。

生涯は好きな人とくっつくことはできなかったし、芸術にのめり込んでいました。

そして、その時代では脚光をあびなかったんです。

そして本人は言います。

時代が私に追いついていない、と。

その通りであることが起こるんです。

ショーペンハウアーの思考は彼が死んだ後に大きく取り上げられています。

時代が合わなかったんですよ。

後々に天才だとみられています。

そして、他の例をみると多くの今天才だと言われている人は、過去の時代においては不遇な人生を送っていたりします。

内部志向が強すぎる性格だったから、周りと合わせることができなかったんです。

でも自分にとっていいものを考えているので、それは時代を超えて、受け入れられています。

そして、これを考慮すると、今の時代のインフルエンサーが内部志向型をうったえていますが、人気者の彼らは外部志向にも長けているということなんです。

内部志向と外部志向の共存

ただの内部志向型だから成功しているわけではない。

 

なぜならほんとに内部志向の強い人は他人に受け入れられない要素が強いからです。

そして、軒並み今のインフルエンサーの方々は、自分で贅沢はしていないですよね。

お金を使うにしても、みんなのため、という使い方が大きいです。

しかも、それが自己目的になれているから矛盾がしないという、内部志向と外部志向がくっついている方が多いです。

 

もう内部志向そのものが他人志向になれている方々ということです。

今の時代は人柄を売るということがあるので、それがほんとなのかどうなのか、というのはさておいて人の為に行動できる他人志向型が社会のニーズにあっています。

 

だから、今は第3の他人志向型の人が成功している時代ですね。

 

私は内部志向が強いのかもしれません。

そして成功者が少数の社会においてはそういう人が多いのかもしれません。

今まで伝統志向型に従ってきて、その反発として内部志向が生れた感じがします。

そして、それが良いものだよ、という内部志向の評判に浮かれてその内容を顧みなかった点があります。

だから、ずっと哲学をしていて、その哲学ができていることに幸福感も感じてきたということですよね。

でも、私はそれからまた段階を踏もうとしていて、副業を考えています。

となれば、他人から受け入れられる必要があるので第3の他人志向は取り入れなければいけないということです。

そして、それは人格でもあるので、成功しやすい性格は遺伝として半分はその時代にあっていた要素としてあるのかもしれません。

合わないとしたら合わせる必要もあるかもしれないです。

それは時代や場所に合わせて仮面をかぶると言うように。

伝統志向、内部志向、外部志向の時間の使い分け

後は問題になるのは時間です。

何にその要素をたくさん使うのか。

内部志向の時間を多くとっていると、社会で成功しない。

外部志向の時間を多くとっていると、自分がなくなっていく。

人は多様性をもっているので、もとから内部志向と外部志向、後は伝統志向ももっています。

それを何に使うかによって、時代における成功が導かれるのかもしれません。

私の場合で言えば、このラジオ収録は副業とは離れている感じはします。

自分で学んで好きなことを発信しているからです。

でも、副業でも成功したいと考えている私は葛藤もしています。

このラジオと学びにかなりの時間をかけているからですね。

そしてラジオについては人気が出るような工夫をやっていきていないんです。

そして、それはTwitterでもそうかもしれません。

趣味の要素が強い。

自分を見て、と内部志向で見せる私を好きになってくれる人は少数ではなるんですよ。

またこれについては考えていきたいと思っています。

 

では、今日もお聞きいただいてありがとうございました。

レビット
最新情報をチェックしよう!
>けうブログ

けうブログ

哲学を身近に