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マルクス・ガブリエル

代替プロテイン技術と動物倫理を具体例にそって紹介。

おはようございます。けうです。 「フードテック革命 世界700兆円の新産業『食』の進化と再定義」を取り扱っていきます。 時代の変わり目である今の世の中にそって、フードテック革命が起こそうとしていることを今回は説明していきます。 前回、5つの分野が注目されていると話しました。 >>「食テクノロジー」が注目する5つの領域 今回はその中の「代替プロテイン」について詳しく見ていきます。 &nb […]

「フードテック革命」を倫理と経済の面から紹介

おはようございます。けうです。   「フードテック革命 世界700兆円の新産業『食』の進化と再定義」を読んでいます。 フードテック革命と倫理 なぜこの「フードテック」に関心を示したのかというと、私は最近マーケティングに興味があるのですが、それと共に哲学の動向も気にしています。 哲学の分野、特に倫理の分野で言えば、今の食品の状況は良くない、と言えます。 例えば、哲学者マルクス・ガブリエルは […]

機能主義を思考実験からわかりやすく解説!

機能主義とは、心は機能によって定義できると考える立場です。(続哲学用語図鑑参照) 心は脳の機能であると考えます。 今をときめく哲学者マルクス・ガブリエルは著書『「私」は脳ではない』で、私が脳であるという考えを否定しています。 機能主義の否定です。 しかし、今の科学の世の中では、私たちは気がつかないうちに私は脳であることを受け入れています。 機能主義を知ることで、その無意識に持っている思考を表面化し […]

ベンヤミンのアウラ(オーラ)とは-本物って何だろう。

ベンヤミンのアウラ(オーラ)とは、本物の作品に備わっている目に見えない力のことをいいます。 近年になり、複製技術は進歩してきました。 私たちは何でも写真や映像で、本物を間接的に見ることができます。 ・本物に変わってレプリカが増えてくること。 ・複製芸術に慣れるということ。 ベンヤミンのアウラ(オーラ)を元に、このことが私たちに何をもたらすのかを考察していきます。 ベンヤミンのアウラとは 一般的にオ […]

フィヒテの知識学をわかりやすく紹介

マルクス・ガブリエルは著書「『私』は脳ではない」で、「私」哲学をする上で知っておきたいフィヒテの知識学の三本柱を説明しています。 「今日『私』について語るなら、このことを念頭に置いておくべきです。」 ここまでマルクス・ガブリエルが語る知識学の三本柱とは何か。 フィヒテは嘆いていたそうです。 「ほとんどの人は、自分を『私』と考えるより、月の溶岩のかけらだと考える方が簡単らしい。」 これはぜひとも知っ […]

行動と行為の違いを社会学から考察(マックス・ウェーバー 参照)

あなたは行動と行為の違いが言えますか。 マックス・ウェーバー(1864~1920)はこの2つを分けました。(社会学用語図鑑 参照) 行動=条件反射や無意識など、自分の意志がともなわない振る舞い 行為=自分の意志がともなう振る舞い 例にして説明します。 行動は熱いものを触ったときに思わず手をひっこめたり、寒いところに出たときに体が震えたりする振る舞いをいいます。 行為は「ゲームをしよう」「勉強をしよ […]

「脱魔術化」とは-具体例から「世俗化」と区別して違いを知ろう。

脱魔術化とは、人々が自然を客観的に科学で捉えることができると思うようになり、神や仏のような超自然的な力に頼ることをやめることを言います。(社会学用語図鑑 参照) マックス・ウェーバー(1864~1920)が唱えました。 この脱魔術化に関して、マルクス・ガブリエルが著書「なぜ世界は存在しないのか」で触れています。 この言葉の真意を人々は取り違えていることが多いとマルクス・ガブリエルは述べます。 「脱 […]

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