パーキンソンの法則

アイデアマンの大罪ー「パーキンソンの法則」とは。

おはようございます。けうです。

 

今日は久しぶりにランニングを開始しました。

ずっと足に違和感があって実行して来なかったんですが、そろそろ行けるだろう!

と思っていって来たら、無事に足がいたくなることなく15分ほど走ってきました。

やっぱり気持ちいいですね。

時間を区切ると、少しなのでその時間は実行しよう、という気になれます。

 

さて、今日もt・レビットが言っていた論文から取り上げたいと思います。

アイデアマンの大罪です。

マーケティングとアイデアマンの大罪

えっ、思いますよね。

だって、創造性さえあれば目覚ましい成長と繁栄を手にいれられると言われているからです。

それを例で説明しています。

タイプの異なる二人の画家を想像します。

1人は素晴らしい絵の構想をとうとうと語るが、決して筆をとろうとしない。

もう1人はその同じ構想を形にする人である。

これが何を意味するのかというと、アイデアを形にするのが難しいという点です。

もう1人の絵を実際に画家は構想を一つしか持っていないかもしれないですよね。

一つのアイデアを持ってるだけで、形にできたとすればその人は画家として認められます。

生むことの難しさです。

 

なので、今の時代はアイデアを具現化する営みのイノベーションが叫ばれているそうです。

 

確かに今の時代はアイデアの宝庫です。

昨日私は現代人が昔にタイムトリップする本を読んだのですが、現代人の知識を当時に戻って実際に再現していました。

農耕の知識が1つあったとすると、それが豊作となって実現するには3か月くらいはかかったりします。

そう考えると実行に移すことって大変なんだろうなって想像がつきますよね。

本では、畑の耕しから手で行っていて大変そうでした。

 

他に自分にも当てはめてみると、私が教える立場になるのならそのことに詳しくなって、実践的な知識をつけてから語りたいな、とも思いました。

私は知識不足だなってとても感じています。

 

そして、数か月かからなくても、実行に移せる大変なことってあるんですよね。

 

例えば私は一年前に、短時間勤務が終わるかもしれないとなったときに、店長に残業がないようにしてくださいって言ったことがあります。

今なら普通に言えることなんですけど、当時はそれを言うことにずっと葛藤していました。

出世コースはなくなるだろうなって思っていて、言うのが恐かったんですよね。

その当時言えたから、こんな心持が持てるようになってきたんだなって思いますけど、初めて実行するときは本当に怖いなって思いました。

そして、ときどきは出世に燃える人からは変な先輩と思われているんだろうなって思いますけどね。

自分の考えを実行に移したという例です。

 

両方の面はあると思うんです。

私が出世に興味がないから、といってきちんとした仕事をしなければ、企業にとってはいらない存在ですよね。

なので、私は接客は丁寧にしているし、当たり前ですけど規則には従っていますよ。

 

この二面性を考えていく。

すると、こんな考えにいたるのかなって思いました。

パーキンソンの法則をまずはとりあげます。

パーキンソンの法則とは

レビットは「パーキンソンの法則」には欠点があると語ります。

パーキンソンの法則を簡単に言うと、大きな冷蔵庫であってもいっぱいになるまでつめる、という比喩に収束します。

お金があったらお金があるだけ使う。

枠があったら枠いっぱいに使う。

これを企業で言うと、時給で雇われている場合、その時間で精いっぱい動こうとする。

そんなパーキンソンの法則を使って批判をするコンサルティングの人への批判をレビットはしています。

 

これは、一つのアイデアにたいしてみんながやろうとするから、組織が人でいっぱいになるのは仕方のないことだと言う批判です。

 

私は役人はお金をあるだけ使おうとしてそれを仕事にするというのを金持ち父さん貧乏父さんでも聞きました。

政府はお金を使うだけ使おうとする。

 

しっかりとパーキンソンの法則を説明します。

例えば役人の数は、仕事の量とは無関係に増え続けるというもので次の二つで説明されます。

①仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する。

②支出の額は、収入の額に達するまで膨張する

 

 

このパーキンソンの法則を、金持ち父さん貧乏父さんでは批判していたんですよね。

お金持ちの人はそのお金をどうすれば使わずにすむのかを考えるらしいので。

なので、マーケティングとコンサルティングの対立が少しはあるんだと思います。

そして、そこまでお互いに反しないようにやっていくんだろうなということも意識します。

私は会社員なのでこれをよく実感するんですけど、繁忙期と閑散期があって、閑散期はクリンリネスに充てたり、教育に充てたりはしているんですよね。

おそらく、レビットがいうにはアイデアを実行するための期間に充てられるということなのかなと思いました。

ただその内容にはよると思います。

発想が豊かな人材を育てたとしても、それを実現できる土台が企業になければそれを実現はできない、ということらしいです。

アイデアマンの大罪ーまとめ

こう聞くと、ほんとにマーケティングは実践的だなと感じます。

そして、私は実行できているのか、その度ごとに自分を振り返りたいなって思いました。

では、今日はアイデアの大罪について話しました。

 

お聞きいただいてありがとうございました。

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