哲学を学ぶ方法

哲学を学ぶ方法を具体的に紹介!哲学はなぜ難しいのか。

哲学を学ぶ方法を紹介していきます。

一言で言えば、哲学用語を覚えて、身近な具体例で考えてみることです

「哲学をすること」と「哲学を学ぶこと」を分けて、「哲学を学ぶこと」を解説していきます。

 

「哲学って難しいイメージ」

「一部の人だけがやってるんでしょ?」

そのようなイメージがありませんか?

哲学が難しいと感じるのは、それが他人の思想であるからです。

では、他人の思想がなぜ難しいのかを実感できる例を述べていきます。

哲学を学ぶ方法-①どうして哲学は難しいのか

心理学実験で紹介していきます。

「かえるの合唱」
「ハッピーバースデー」
「きらきら星」

これらの曲は多くの人が知っている曲です。

誰かに曲名を言わずに、その曲の手拍子をして下さい。

それから、その曲を当ててもらってください。

けう
いくよー!タンタン タン タンタン♪
こども
かえるの合唱!
けう
正解は、きらきら星でした!
曲名は違いますが、1990年に実際に行われた実験です。

「この実験を最初に行ったスタンフォード大学の研究では、被験者は、聞き手が簡単に当ててくれるものと考えー曲の正答率は50%という予測だった。しかし実際にやってみると、正答率はわずか2.5%」

「ORIGINALS 誰もが『人と違うこと』ができる時代」著アダム・グラント参照

これは「知識の呪い」を示す実験結果です。

出題者側は50%わかるだろうと予測したのに、正解者はわずか2,5%だったからです。

知識の呪いとは、このように出題者が無意識に解答者もその知識を知っているだろうと思い込む認知バイアスです

一方が曲名を知っていてタップをする。

もう一方は知らないので当てようとする。

このときに、出題者は50%の人がわかるだろうと思い込みますが、知らない人は有名な曲だとしても、2,5%しか当てられないのです。

この認識の差が「知識の呪い」です。

この実験は何を表すのかと言うと、自分の思考は十分に説明しなければ相手に伝わらないと言うこと。

「自分の考えを提示するときに、曲が鳴っているのは自分の頭の中だけ」

本の中で著者は自分のアイディアを伝えることが難しい最大の理由がそれだと話していました。

 

話を哲学に戻してみます。

哲学というのは哲学者の思想でもあります。

「エピステーメー」「アプリオリ」「悟性」「イデア」・・・。

上げれば上げるほど、日常会話では聞かないような用語がたくさんでてきます。

これは各哲学者がその概念に当たる用語を作りだしているということ。

他人の思想を把握するには時間がかかる、ということにより、哲学の前提が難しいのかもしれません。

 

ではどうすればいいのかというと、哲学を自分の身近に当てはめて自分自身で具体例を作ってみることです。

こうすれば、他人の思想ではなく自分の思想になってきます。

頭の中に自分の思想を、さきほどの音楽のようにつくり上げればいいのです。

 

次に、具体例を作るにはどうしたらいいのか?

という疑問がでてきます。

それにはまず哲学用語を知る必要があります。

他の学問でも、数学なら数学の知識。

生物学なら生物学とその専門用語を学ばない事には、その学問ができないからです。

哲学を学ぶ方法-②哲学用語を知ろう

先ほどの心理学実験では、それでも2,5%の人が出題に正解しました。

正解するには、まずその知識を知っている必要があります。

クイズに馴染みがあれば、その2,5%より正答率はあがっていきます。

では、どのように哲学用語を知っていくのか。

1つは本を読むこと。

私はこちらの本をおすすめしています。

>>哲学用語図鑑の紹介はこちら。
哲学では異例のベストセラーです。

まずは情報として哲学用語に触れることからです。

次に、それが馴染むように単純接触を続けていきます。(単純接触効果)

複雑なアイディアの場合、10回から20回以上の接触がないと、相手に受け入れてもらいにくいと先ほどの本の著者アダム・グラントは述べていました。

自分で哲学を理解したいと思ったら、他の考えや、自分の具体例と混ぜながら用語を覚え、自分の頭に哲学を染み込ませていきます。

哲学を学ぶ方法-③哲学の定義とは

哲学が難しいことがわかった。

哲学用語を学ぶことが必要だとわかった。

では、そもそも哲学ってなんだろう?

実は、哲学の定義そのものが様々な意味を持っています。

この哲学者はこう定義する。

他の哲学者はこう定義する、というように。

哲学をすればするほど哲学が掴み切れなくなる、ということはよくあります。

例えば、あなたが絶対に知っているだろうものを言ってください、と言われたとします。

常識を疑っていくのも哲学なので、あなたが言うものすべては哲学者によって否定されるかもしれません。

このような営みも哲学なのです。

確定したものがない、過程(プロセス)でもある世界なのです。

なので、哲学用語を知って、そこで疑問になっているその問いを自分で考えていきましょう。

哲学者と呼ばれている人は、それをすることで哲学者と呼ばれています。

なので学ぶという面の真似るという方面から、哲学をしてみるのです。

最初にこれが哲学、というように提示されていないものが哲学なのかもしれないので、まずは模倣から哲学をしてみます。

哲学を学ぶ方法-まとめ

他人の思考を読み取ることは難しい。

なので、難しいものを捉えるためには下準備として専門用語を知ることです。

人は単純接触効果によって学びが深まります。

専門用語を知ったら、具体例などで哲学を身近にしていくことが哲学を学ぶことになります。

学問としての哲学を学ぶには、まずは専門用語。

哲学を実践している過程に触れることで、哲学を実感していきます。

この記事では具体例だけだ、と疑問になった方はこちらの記事もお読みください。
>>勉強と学びの違いが気になった方はこちら

けう
哲学を学ぶには用語を知って実践してみよう!ということだね。
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