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けう

蛙化現象(かえるかげんしょう)とは-治し方はあるのか?

おはようございます。けうです。   「蛙化現象(かえるかげんしょう)」という言葉を知っていますか? これは恋愛でよく使われる言葉です。 蛙化現象の由来 意中の相手がいて、その相手に片思い中だととても好きだと感じている。 でも、その相手が自分に振り向いてくれたとたん、つまり両思いになったとき、そのことに嫌悪感を抱くというもの。 語源は物語の「カエルの王子様」。 魔女にカエルに変えられてしま […]

ブリコラージュとは-わかりやすく具体例から説明

ブリコラージュという言葉は、構造主義を唱えたレヴィ=ストロースが著書「野生の思考」の中で語りました。 >>構造主義をわかりやすく ブリコラージュは、時間と資源が限られた中、即興で切り抜けることを言います。(哲学用語事典 小川仁志) 時代や文化や技術による優劣はない、とブリコラージュによって考えることができます。 それでは、ブリコラージュをみていきましょう。 ブリコラージュとは ブリコラージュとは、 […]

私の個人主義とは-自己本位から解釈

おはようございます。けうです。   夏目漱石「私の個人主義」を読み終えました。 古くて新しい、いまでも参考にしたい考え方だと思いました。 >>「私の個人主義」   個人主義とはなにか、を話していこうと思います。 個人主義と自己本位の関係 漱石の個人主義は、自己本位に基づいています。 またこれも自己本位とは? という話になるのですが、漱石は自分の体験を語ります。 漱石は英文学を大 […]

「人を動かす」の解釈-今と昔の違い

おはようございます。けうです。   D・カーネギーの「人を動かす」が夫の部屋にあったので、ちょっと拝借してみました。 最近、夫がときどき私への褒め言葉を、急にちょくちょくいれるようになったんです。 なので、何か調べたのかな、と思っていたら部屋からこの本を発見しました。   この本は1999年発行なんですが、今でもベストセラーとして読まれ、日本で500万部突破しています。 なので […]

「文芸と道徳」から漱石の文芸論を読み解く

おはようございます。けうです。   夏目漱石の「私の個人主義」を読んでいます。 「文芸と道徳」の講義を読んで思ったことを述べていこうと思います。 道徳とはどういうものか、文芸とはどういうものか、そしてその二つの関係とは? ということを題に語っています。 結論としては、文芸は今の道徳を伝えるものだ、ということを私は読み取りました。 まず漱石は道徳に関して、昔と今と違うということを話しだしま […]

「現代日本の開化」-漱石から「幸せ」を考える

おはようございます。けうです。   「私の個人主義」の講演の中の二章。 現代日本の開化について話そうと思います。 現代日本の開化とは 夏目漱石は語ります。 開化というのは琥珀の中の虫のようなものだ、と。 学者にしてみれば琥珀というのはとても価値が高いけれど、実質として見ると中に入っているのはただの虫である、と。 他にも言います。 モーバサンの小説を出してきて、ある男が妻に嫌気がさす。 嫌 […]

夏目漱石「道楽と職業」から-あなたが稼げない理由

おはようございます。けうです。   「私の個人主義」夏目漱石の講演記録の本を読んでいます。 以前「利他」などについて取り扱ったときに、夏目漱石の話をしていて、漱石はいまだにその本を書いている人たちに感銘を与えていると述べていました。 >>利他とは なので、家の本棚に昔読んだ論文があったと思い立って、探し出して読んでいます。 すると、古くて新しいというような問題について扱っていて、今でもな […]

法の解釈と道徳と倫理

おはようございます。けうです。   武器になる「法学」講座を読み終えました。 終わって考えさせられたこと。 この本では、法とは関係がない人でも思考法として身につけてもらいたいという筆者の思いがあります。   そして、そもそも論だとかを見たり、悪いことをされたけれどこれは法に照らし合わせて罰則されたりするのか、ということも。   その考え方で行けば、そもそも罰則に関係し […]

法と道徳の違いとは-法律の調べ方

おはようございます。けうです。   武器になる「法学」を読んでいます。 その中から抜粋して、法と道徳の違い、について話していこうと思います。 法と道徳の違い 筆者はいいます。 「法は行為について外面的なことを規律し、道徳は心について内面的なことを規律する」 このようなことがあるけれど、最も重要なことはこちらだといいます。 「法には強制力があるが、道徳には強制力はない」   それ […]

法律家の考えかた「そもそも論」と「直感を間接証拠にする方法」を紹介

おはようございます。けうです。   武器になる「法学」講座を読んでいます。 今回は3回目。3章と4章を読んだ感想です。   この本の目的は「法」に対するさまざまな考え方を学ぶ本にしたかったという作者の思いがあります。 なので、私は役立ちそうで、実行したい!ということをまとめていきます。   前回、法律家は法的三段論法で考えると話しました。 >>法的三段論法とは 今回は […]

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