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ダイエットの常識を疑う。

おはようございます。けうです。

 

今私はダイエットブログを書くにあたって、体のことをもっと知っておこうと健康関連の本を多く読んでいます。
本から理論的に詳しく解説しています。
>>ダイエットブログはこちら。

 

なので、今日も体のことについて話したいと思います。

ダイエットの世界でも、常識を疑うという姿勢が重要だと思われることがでてきているからです。

例えば、今までの常識で言えばやせるにはカロリー制限と運動です。

けれど、カロリー制限をしても痩せなかったという実験データがたくさんでてきました。

ダイエットの常識を実験データから見る

例えば、7年間低カロリーで運動も多くした。

計算上は一年でマイナス15キロになりそうなことをしているのに、7年間ではその体重と500グラムマイナスくらいしか違わなかった。

そのような実験結果が「世界有効の糖尿病対策」という本で紹介されていました。

カロリー制限の常識を疑う

カロリー制限と運動をやろう!(従来のダイエット)とする前に、それをがんばっている人はどんな結果を迎えているのか調べると、多くの場合はその事例がわかるということです。

私たちには恒常性(ホメオスタシス)があって、もしカロリーが少ないことが毎日続くのならば、体がそれに合わせようとします。

つまり30%カロリーを制限すれば、体の代謝も30%下がってしまうということです。

 

これは多くの実験結果がしめしているようです。

他にも、カロリーを一日300カロリー減らしたのに、インスリンを投与したら逆に太っていたという結果も載せられていました。

 

でも、初めはダイエット効果があるから、私たちはやってしまうんですよね。

どんなダイエットも6か月間は有効だと言われています。

例えば、ダイエット番組の企画で、一番やせた人が賞金をもらえるという人気番組がアメリカであるそうです。

その取り組んでいる人の多くは、カロリー制限をして、運動をかなり加えていました。

すると、半年で50キロ以上平均で痩せていたというデータができたんです。

なので、このダイエットは効果があるんだ!とみんなが思い込みます。

もし、半年という短期的なものならば、運動とカロリー制限は正しいんですよね。

けれど、そのダイエット番組では、参加者がその後参加することがないそうです。

つまり、みんなリバウンドしてしまって、参加できないみたいなんですよ。

体がカロリー状態に慣れてしまうので、もし従来の食事に戻したとすると、あっという間に太ってしまうのだとか。

しかも、悪いことに6ヵ月では代謝は元に戻らないと述べられていました。

6か月取り組んでダイエットしても、やめれば元に戻るだけだと思いきや、もっと痩せにくい状態になって元に戻ってしまうみたいです。

これがリバウンド現象です。

私たちは誰かの真似をしてその結果を得ることが多いのですが、悪い意味での参考にしなければいけないことも、探せば見つかるということです。

運動の常識について疑う

カロリー代謝について触れてきましたが、運動についても触れてみます。

運動はやればやるほど、これも体が慣れていきます。

初めの消費カロリーが100だったとして、それと同じ内容をやると次には50ですんだ、ということが起こります。

同じくカロリーを消費したいのならば、どんどん激しい運動に変えていかないといけないんです。

では、消費目的ではなくて、代謝アップ目的の筋肉作りに関してならどうか。

その場合は、筋肉一キロを作るのに半年などかかって、そこからようやくプラス50キロカロリーぶん代謝があがる、ということが起こるようです。

筋肉を作るためには、ダイエットよりも増量中のほうが筋肉がつくられやすいみたいです。

ダイエットに向いているというプロテインは、減量には向いていなくて、体の代謝を高めるのに有効だということ。

体作りとか、体を美しくしたりするために有効。

ダイエットの意味しているものは何かということを考える時に、その方針が変わると言います。

減量なのか、体作りなのか、と。

 

そして、カロリー制限や運動が意味がないとわかる。

プロテインも代謝のためだとわかる。

ならどうやって減量したらいいのか。

それが今流行りになりつつあるファスティングです。

食べる間と食べる間を長く開けるだけで良いという方法。

ダイエットの新しいやり方

これが主流にならないのは、おそらく、カロリー制限よりも食べないという選択の方が今の私たちにはできにくいということがありそうです。

日常生活をおくれば、健康のために3食をしっかり食べよう、という方針が国としてもあるからです。

けれど、ファスティングでは、食べたくなかったら食べなくてよいんです。

そして、朝食はそこまで食べる必要もない。

その方法が減量に良いといわれているのですが、常識に慣れてしまっている私たちには、なかなか実行しづらいことだったりします。

教育で、これが良いと教えられてきたものを覆すのは大変なのです。

パラダイムシフトという時代の思想を変えるのには何百年という年月を必要としたという事実があります。

かつ、食べなくて良いというのは、今の消費社会の概念ともぶつかります。

消費社会では人に消費して欲しいのに、断食にシフトすると、食料品を買う値段が安く抑えられます。

経済効果的に、断食は人の消費をストップさせる。

さらに、物理的な経済、モノの動きは止められていくということ。

 

私も仕事が休みの時だけ、間欠ファスティングを試みています。

一日一食とかもやっているんですが、食べない時間が大きいと、その食事がさらにおいしいなって思うようになりました。

空腹は一番のスパイスといいますが、それがうなずける状態です。

でも、周りにはなかなか言えません。

言うと、健康に悪いよ、といわれたときに理論ではこうなんだよ、と説明しても、それは実体験に基づいていないからです。

データしか見れていない私は、説得力が少ないな、と。

もし、私がこれで減量できて、リバウンドもしなければ強く言うことができるかもしれませんが。

 

私は何かに集中するとそればかりに集中してしまって、ちょっと哲学の勉強から外れているのかな、なんて思います。

ただ方針として、常識は疑っていくという態度はいつも取ってしまうので、それが哲学と関係しているとブログを読んでくれる方や、ラジオを聞いてくれる方が読み取って頂ければ嬉しいなと思いました。

 

では、今日もお聞きいただいてありがとうございました。

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