「文芸と道徳」から漱石の文芸論を読み解く
おはようございます。けうです。 夏目漱石の「私の個人主義」を読んでいます。 「文芸と道徳」の講義を読んで思ったことを述べていこうと思います。 道徳とはどういうものか、文芸とはどういうものか、そしてその二つの関係とは? ということを題に語っています。 結論としては、文芸は今の道徳を伝えるものだ、ということを私は読み取りました。 まず漱石は道徳に関して、昔と今と違うということを話しだしま […]
おはようございます。けうです。 夏目漱石の「私の個人主義」を読んでいます。 「文芸と道徳」の講義を読んで思ったことを述べていこうと思います。 道徳とはどういうものか、文芸とはどういうものか、そしてその二つの関係とは? ということを題に語っています。 結論としては、文芸は今の道徳を伝えるものだ、ということを私は読み取りました。 まず漱石は道徳に関して、昔と今と違うということを話しだしま […]
おはようございます。けうです。 「私の個人主義」夏目漱石の講演記録の本を読んでいます。 以前「利他」などについて取り扱ったときに、夏目漱石の話をしていて、漱石はいまだにその本を書いている人たちに感銘を与えていると述べていました。 >>利他とは なので、家の本棚に昔読んだ論文があったと思い立って、探し出して読んでいます。 すると、古くて新しいというような問題について扱っていて、今でもな […]
おはようございます。けうです。 「利他とは何か」を読み終えました。 今日は最終章、磯崎憲一郎さんの「作家、作品に先行する、小説の歴史」という5章を紹介していきます。 磯崎さんは言います。 「小説の歴史や流れのようなものがまず先にあって、そこにたまたま一人の作家がデビューし、作品を書き始める、そしてある時期が来たら舞台からは去って、次の世代の作家にバトンを繋いでいくように […]
おはようございます。けうです。 「利他とは何か」 今日は4回目で、4章目、國分功一朗さんの「中動態から考える利他-責任と帰責性」について話したいと思います。 この「利他とは何か」を読んでいて思うのは、一章一章がまた深くてたくさん考えられることが詰まっているな、ということです。 今日は意志の概念に注目して、責任とは何かという読み取ったことを話そうと思います。 […]
おはようございます。けうです。 「利他とは何か」を今日もまた紹介していきます。 今日は第3章、「美と奉仕と利他」若松英輔さんが書いた章になります。 読んで思った事。 35ページくらいなんですけど、これをまとめるのは至難の業だなと思いました。 かなり深いことがちりばめられていて、一つを紹介しようとするとその一つで論文が仕上がりそうな、そんな雰囲気がありました。   […]